
がん健診・レディースドック
がん健診・レディースドック
20歳以上の女性で、今年度の誕生日で偶数年齢になる吹田市民(例:20歳・22歳…)
内診、頸部細胞診→子宮頸がん検診にとぶ(必要な人のみ体部細胞診→子宮体がん健診にとぶも実施)
※体部細胞診は当日の問診・診察の結果、必要な人のみ実施します。体部細胞診のみの受診は出来ません。
頸部細胞診 | 500円(頸部+体部細胞診 1,000円) |
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くわしくは、吹田市のホームページをご確認ください。
一般的には、子宮がん検診は“子宮頸がん検診”を指します。子宮頸がんは子宮がんのうち約7割を占め、若い世代に多いがんです。子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こることが知られています。HPVは性交渉によって感染し、性交渉の経験がある女性の80%以上が50歳までに感染するといわれています。したがって、出血などの症状がなくても、性交渉の経験がある方はHPVに感染している可能性があるため、子宮頸がん検診を受けることをおすすめします。
子宮頸がんは、初期では自覚症状がほとんどない病気ですが、定期的な検診により初期の段階で発見することができます。がんになる前の段階“子宮頸部異形成”という状態で発見することも可能です。子宮頸部異形成や上皮内がんという初期のがんであれば、円錐切除やレーザー治療などで子宮を残すことが可能です。また、治療後に妊娠や出産することも可能となります。子宮頸がん検診で早期発見し、早期治療することが可能です。定期的に検診を受けましょう。
スクリーニング検査
子宮の出口である頸部をブラシなどでこすって細胞を採取する子宮頸部細胞診を行います。月経中でない時期に受けることが望ましい検査です。子宮頸部細胞診検査で異常が認められた場合、HPV検査やコルポスコピー検査を行います。
コルポスコピー検査
(保険診療)
コルポスコピー(拡大鏡)という特殊なカメラで子宮の入り口(子宮頸部)を拡大して観察する検査です。通常、組織診も一緒に行います。コルポスコピー検査では、まず子宮頸部を観察したうえで、子宮頸部に3~5%の酢酸液(お酢のような液)を塗布します(酢酸加工)。異常な細胞は、酢酸を塗ると白く変化して見える性質があり、これにより、正常な部分と異常な部分の境界がはっきり見えるようになります。酢酸によってしみるような感覚があることもありますが、通常は数分でおさまります。
コルポスコピーで異常が疑われる部位(白く変化する部位)が見つかった場合、そこを少しだけ切り取って検査することがあります。これが「組織診(生検)」です。
子宮体部(主に子宮内膜)に発生するがんです。子宮頸がんに比べると、40代以降の比較的高齢で発症することが多いです。一般的な子宮がん検診では行いません。自覚症状としては、不正出血が最も多いです。更年期や閉経後に不正出血がある場合には、特に注意が必要です。閉経前であっても、月経不順や乳がんを患ったことがある方は注意が必要です。早期発見、早期治療が重要です。不正出血やおりものの変化があった時には婦人科を受診してください。
レディースドックでは、一般的な健康診断の検査項目に加えて、子宮がん検診を行います。さらに、これから妊娠をお考えの方には、妊娠前に必要な検査を追加することも可能です。妊娠前に改善しておいた方がよい体調や、治療が必要な病気がないかをチェックすることができます。日頃から健康診断を受けていない方や、今後ご結婚やご出産を予定されている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
ベーシック;婦人科検診の基本
婦人科でできる最小限の検査をご希望の方に
シンプル;婦人科検診にあわせて一般的な健診で行う検査
一般の検診を受ける機会のない方にお勧めです
基本検査項目に加えて選択いただくように準備しましたが、選択項目1つから受検いただけます
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